スケルトンリフォームとは?リノベーションとの違いを解説!

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/04/24

インテリア

自分の住まいや新しく購入する中古物件をリフォームする人が増えていますが、その中で人気があるのがスケルトンリフォームです。リノベーションとは似ているようで異なりますが、どのような特徴があり、どのようなポイントに注意しなければいけないのかなど、詳しく解説していきます。

スケルトンリフォームとは

スケルトンは建築用語で骨組みや構造躯体を意味する言葉で、強度を保つための重要な部分をさしますが、床や壁、天井をはじめ建物の内装や外装をすべて解体し、いったん骨組みだけの状態にして間取りをいちから作り変えることをスケルトンリフォームといいます。

例えば、生活していく中で動線が悪いと感じ家事の効率も悪く、日常生活にストレスを感じることもあるでしょう。親との同居や新しく子どもが生まれるなど同居する家族構成が変わることもあります。

そうした時に間取り変更を行う工事ができるため、動線を改善し、必要な部屋数に変更できるのです。また、建物が老朽化しているため、住宅機能を刷新したいと考えている場合も、建材を一新できるので、新築同様に見た目も綺麗になり、耐震性も強くできます。

スケルトンリフォームといっても、構造躯体のみを残して全て解体するフルリフォームだけではなく、内部のみの場合もあります。団地やマンションなどは専有部分のみのリフォームのため内部のみといえますが、外装がそれほど老朽化しておらず、外装を残したまま内装のみを変えたい場合もあてはまります。

間取り変更や水回りの位置をはじめ、内部の構造を変えることができ、耐震性や断熱性を高めることも可能です。間取りの変更などはする必要はないけど、外装の老朽化が激しく、塗装だけでは解決できない場合は、外部のみリフォームすることも可能です。

ただし、一般的には外部のみをスケルトンリフォームすることはあまりなく、部分的に内部も一緒にすることが多いでしょう。

同じような言葉でリノベーションがありますが、リフォームは修繕を意味するのに対して、リノベーションはリフォームすることにより建物に性能の向上や用途の変更など新しい価値を与えることをさします。

そのため建物を使用しやすくするために間取りの大幅変更や内外装を作り変えるような場合のスケルトンリフォームはリノベーションの一種ということができます。

スケルトンリフォームのメリット・デメリット

スケルトンリフォームは構造躯体のみを残してリフォームする大掛かりなものなので、特徴をしっかりと確認したうえで行うことが必要です。そこで、メリットやデメリットについて紹介していきます。

メリット

メリットとしては内装や外装が新築同様になるので、新築を購入したり建て替えたりするのに比べればコストを抑えられます。しかも、古い戸建住宅の場合は、更地にして建て直すと現行の建築基準である敷地に接する道路幅を4m以上確保しなければいけません。

敷地を後退させて、既存の建物よりも狭い面積で建て直さなければいけない場合があるので、現在の専有面積を守るためにはスケルトンリフォームは最適といえるでしょう。

また、構造躯体以外をすべて刷新できるため、間取りを自由に変えられることで、家族のライフスタイルにあった暮らしが実現できるでしょう。さらに、断熱材や気密シートを入れたり、補強したりもできるため、気密性や断熱性、耐震性を高められるのも魅力です。

デメリット

新築購入や建て替えよりもコストカットできるのがメリットとお伝えしましたが、部分的なリフォームに比べると高額になるうえに、実現できることが多いことからアイデア次第でいろいろとリフォームしてしまうため、コストが高くなる可能性もあります。

また、大掛かりな工事となるため、工期が長くなってしまうこともあるでしょう。さらに、大幅な間取り変更や配管の交換などをするために、一時的に引っ越しも必要となってくるので、仮住まいからの引っ越しの費用もかかるうえに、引っ越しスケジュールを管理する手間もかかってしまうことに注意しましょう。

スケルトンリフォームを行うときの注意点

注意しなければいけない点として業者選びがあります。スケルトンリフォームの経験が豊富な業者であれば、スムーズに作業をしてくれるので安心して頼むことができるでしょう。そうした業者の中でも、要望を親身に聞いてくれるところを選ぶことがポイントです。

家族にとって暮らしやすい住まいを実現するためのリフォームなので、自分たちの希望をしっかりと受け止めてくれるかどうかも大切になってきます。また、マンションで行う場合、管理規約でリフォームの範囲や使用する素材を制限している場合があるので、リフォームを検討する段階で確認しておきましょう。

実際、リフォームすることが決まったら、管理組合へ申請が必要となります。

リフォームを申請してから許可がおりるまで時間がかかるため、少なくても1か月以上前には連絡するようにしましょう。工事中は騒音や業者の出入りも多くなり、近隣住民に迷惑がかかるので、必ず近隣に挨拶をしておくことも忘れないでください。

まとめ

スケルトンリフォームは最近人気のリフォームです。構造躯体のみを残して他は全てリフォームできるので間取りを一から作り変えられます。

ライフスタイルの変化に合わせて住まいを作り変えられるのが魅力ですが、実現できることも多いことからあれこれしてしまうとコストが非常に高くなる可能性があるので注意しましょう。またスムーズに作業してもらうためにも、安心できる業者を選ぶことが大切です。

おすすめ関連記事

SEARCH

新着記事

マンションリノベーションは、おしゃれなマイホームを手に入れるための人気の方法です。しかし、集合住宅の特性上、工事中の騒音や引っ越し後の生活音による近隣トラブルが発生するリスクもあります。今回
続きを読む
マンションでの生活は便利で快適ですが、隣接する部屋や上下の住人の生活音のみならず、子どもの足音や楽器、ペットの騒音など、さまざまな生活音が聞こえます。そこで、防音リノベーションを考える人も多
続きを読む
どの部屋にも必要な「照明」は、インテリアイメージを大きく左右する要素の一つです。リノベーションを検討する際、照明の選び方や配置は非常に重要です。この記事では、マンションの照明をリノベーション
続きを読む
リノベーション関連コラム