バリアフリー化で介護の負担を減らせる!?マンションのリノベーション

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/05/17


高齢になると住まいの中の小さな段差も不便に感じ、リノベーションを検討する方は多いです。今回は、マンションのバリアフリー化やバリアフリーのためのマンション選びで確認したいことをまとめました。快適な空間を作り、安全な住まいで暮らしを楽しみましょう。

マンションのバリアフリー化とは

まず、バリアフリーとはなにかを押さえましょう。バリアフリーとは、高齢者や障害者が暮らす中でバリアをなくすことです。例えば、街中で見かける点字ブロックやスロープなどが当てはまります。それでは、マンションでバリアフリー化は可能なのでしょうか。

結論からいうと、マンションでもバリアフリー化は可能です。バリアフリーにすれば、高齢者から子供まで安心して暮らせる住まいづくりができます。そのため、高齢者であっても快適に生活でき、介護をする方の負担を軽減できるでしょう。

マンションをリノベーションしてバリアフリーにするなら、管理組合の許可が必要となります。自分の都合で好き勝手にバリアフリーの工事をしてはいけません。バリアフリー化を検討するなら管理規則を確認し、リフォーム工事に関する事項を読んでおきましょう。

マンション選びの際にチェックしたいこと

マンション選びは、共用部分と専有部分に分けて確認するのをおすすめします。

共用部分とは部屋以外をいい、専有部分とは部屋の中をいいます。それぞれ確認すべきポイントを見ていきましょう。

■共用部分のチェックポイント

共用部分で最初に確認すべきポイントはエントランスの扉です。手動で開け閉めするドアは不便のため、自動扉のマンションを選ぶと良いでしょう。次に、エントランスに入るまで段差がないか確認します。小さな段差も見逃さないように注意深く見ましょう。もし段差や階段がある場合、近くにスロープがないか確認しましょう。

また、エレベーターの設置は必須です。中には、3階建てや5階建てのマンションでエレベーターの設置がない物件もあるので必ず確認しましょう。車いすを利用するなら、エレベーター内と出入り口の広さも確認するのをおすすめします。車いすでエレベーターに乗ったときに、介護する方が一緒に乗るスペースがあるかといったポイントを意識して確認すると良いでしょう。

さらに、共用の廊下やエレベーター、階段などに手すりの設置があると便利です。あわせて確認しましょう。最後に、共用の廊下や階段、通路の広さも確認すると良いです。大きな荷物を持っているときや車いすを利用しているとき、スムーズに行きかえるスペースが確保されているか見てみましょう。

■専有部分のチェックポイント

専有部分に入る前に玄関扉を確認しましょう。扉を開けるときの力がどれくらい必要か、取っ手のかたちやつかみやすさを実際に触って調べると良いです。次に、玄関の広さや段差の有無を確認します。一戸建てとマンション比較すると、マンションは玄関やベランダのスペースが狭い傾向があります。靴の脱ぎ履きは不便ではないか、車いすで入っても方向転換できるゆとりがあるか確認しましょう。

続いて、部屋の中の扉や段差を調べます。扉は開き戸より引き戸が便利です。また、トイレや洗面所、お風呂場などに段差がないか確認しましょう。バリアフリーのためのマンション選びは、すべての部屋に段差がないのが理想です。最近は、段差がないマンションが多いですが、中にはトイレや洗面所などの水回りは廊下に対して一段高くなっている物件もあります。注意深く確認しましょう。

さらに、電気のスイッチの押しやすさや位置も確認すると良いです。自分が押しやすい位置にスイッチはあるか、スイッチを押すとき負担はかからないか確認しましょう。最後に、手すりの設置が可能か見てみましょう。特に、トイレやお風呂場などに手すりを設置できると安全性が高まります。

快適な空間を作ろう

希望する立地や条件に加え、バリアフリーのマンションを探すのはなかなか難しいかもしれません。しかし、ある程度バリアフリーに適した物件にリノベーションを加えると、快適に暮らせる空間を作れるでしょう。リノベーションとは、既存の物件に新たな機能や価値を加えるために大きな改装工事をすることをいいます。

既存のマンションをリノベーションしてバリアフリー化を検討するなら、共用部分がある程度バリアフリーに適している物件がおすすめです。なぜなら、ほとんどの場合、個人的な思いだけで共用部分のリノベーションをするのは不可能だからです。一方、専有部分は管理組合の許可が下りれば、規則に基づいてリノベーションが可能。そのため、共用部分に不便さを感じない件を選ぶのをおすすめします。

また、専有部分が高い段差や狭い通路など大きなバリアがある物件も避けましょう。いくら共用部分がバリアフリーに適している物件であっても、専有部分に大きなバリアがあってはかなり大規模な改装工事が必要です。バリアフリー化するのに、時間も費用もかかってしまうためおすすめしません。

 

マンションのリノベーションでバリアフリー化は可能です。バリアフリーにすれば、高齢者から子供まで安心して暮らせる住まいを実現できます。マンションを選ぶ際は、共用部分と専有部分に分けてバリアがないか確認しましょう。特に、共用部分にバリアが少ない物件を選ぶのがおすすめです。

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