フルリノベーションって何?マンションで行うときのポイントは?

公開日:2022/10/15   最終更新日:2023/04/21

最近、話題になっているフルリノベーションとはどんなものなのか?住まいづくりに関心のあるみなさんにとっては、たいへん気になるトピックでしょう。今回の記事では、リノベーションにまつわる初歩的な知識を入り口に、実際に行う場合に注意すべきポイントなどについてご紹介します。理想の住まいづくりのヒントにしてみてください。

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フルリノベーションとは

リノベーションとリフォームの違いって何だろう?そんな疑問を抱いたことがないでしょうか。フルリノベーションについて語っていく前に、まずは、基本的なことから確認しておきましょう。

リノベーションとは、よりよく暮らせるよう、中古物件に手を加えることを指します。住む人にとって、以前の状態よりも家の価値が上がる、とイメージすればわかりやすいかもしれません。一方、昔からよく聞くリフォームは、たとえば、水回りなどの不具合が生じた箇所を修繕すること、つまり、価値を上乗せするというよりも、マイナス面を補うことに重きが置かれています。

では、フルリノベーションとは?ごくシンプルに言いますと、トータルで住まいをリノベーションすること、になります。たとえば、間取りをガラっと変えたり、将来を見すえて二世代住宅にしたり、劇的な変化をもたらすのがフルリノベーションと呼ばれるものです。

ちなみに、建物の骨組みだけを活かしてあとは全面的に改修するのは、スケルトンリノベーション。いずれにしても、リノベーションと名のつくものは、解体作業がともない、工事自体も大がかりなものになるのが特徴になっています。

フルリノベーションのメリット

フルリノベーションを行う前に、メリットについてもきちんと予習しておく必要があります。いくつかある中で最も際立つのが、ライフスタイルに沿った住まいづくりが可能なことです。

骨格だけ残してあとはほぼ白紙状態に戻すわけですから、多少の制限はあっても、自由に間取りを設定できます。さながら自分好みの住まいをオーダーメイドでつくり上げていく感覚、といったところでしょうか。

経済的な面では、新築よりも予算を抑えられる、という大きな利点があります。一戸建てにしろ、マンションにしろ、限られた予算を有効的に使いたいみなさんには、うってつけの方法でしょう。

しかも、都心部のマンションの場合、新築と比べると、駅から近い物件がより多く残っていることもあり、幅広い選択が可能。フルリノベーションで住みやすくした後なので、資産価値が下がりにくく、最終的に売却しやすい点もまた、見逃せないポイントとなっています。

フルリノベーションのデメリット

ものごとには裏と表、両面があって、フルリノベーションに関しても同じことが言えます。いいところだけではなく、デメリットについても頭に入れておくことが大切です。

大きな問題として、実際に暮らせるようになるまで時間がかかる、ということが挙げられます。設計のために2~3か月、工期に1~3か月ほど、要する日数はざっとこんな感じ。つまり、すべて含めると半年ぐらい待機しなくてはならない、ということです。

さらに、マンション管理組合の許可次第で工事が開始するのであれば、認められるまでの時間も計算しなくてはなりません。一刻も早く住みたい、と願う人には少し耳の痛い話でしょう。

費用面での思わぬ出費にも注意が必要。たとえば、築年数の古いマンションだと、1981年に定められた新耐震基準法にひっかかる可能性があり、耐震対策で追加費用がかさむケースもあります。また、建物の構造上、間取りの変更に制限が生じたりすることも、留意しておくべき点です。

マンションでフルリノベーションを行うときのポイント

最後に、フルリノベーションで大切なポイントについてお話していきましょう。まず重要なのは、どんな住まいにしたいのか、ビジョンを明確にすることです。絵と違ってやり直しがきかないものなので、実現させたいことを具体的にリストアップしていくことが求められます。

マンションの物件選びに始まり、内装のデザイン性だけでなく、機能性についてもフォローが大事。たとえば、快適な暮らしの土台となる動線問題は、そのうちのひとつです。

最終的には、フルリノベーションの業者選びが鍵となってきます。昨今の動きとして、中古マンションの購入から設計、ローン審査、保険まで一切をやってくれるワンストップリノベーションが注目されています。

マンション選びから始めるのか、あるいは、要望を伝えながらもワンストップ型の業者に一任するのか。冒頭でも述べたように、ご自身が設定したビジョンに合わせたセレクトが大きな分岐点になります。

まとめ

うまくいけば新築を購入するよりもコストダウンが可能で、理想の住まいづくりもできる、フルリノベーション。今回の記事では、実際に取り組む前に気をつけておくべきことをいくつか解説しました。人生における一大イベントといってもいいものだけに、できれば成功して、快適な暮らしを手に入れたいものです。この一文を理想実現のひとつのヒントとして活用してみてください。

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